放射線と乾癬
- 乾癬とは乾癬は、皮膚が赤くなって盛り上がり、やがて白い粉のようなものが剥がれ落ちる病気です。この白い粉は、皮膚の一番外側にある表皮が異常に厚くなって剥がれ落ちることで生じます。見た目が乾燥しているように見えることから乾癬と呼ばれますが、実際には乾燥が原因ではありません。乾癬になると、かゆみなどの症状を伴うこともありますが、これは病気の原因となる物質が体の免疫の働きに影響を与えることで起こると考えられています。そして、この免疫の異常な反応が、皮膚の細胞の生まれ変わりを早めてしまい、結果として皮膚が厚く赤くなってしまうのです。乾癬は、症状や発症の仕方にいくつかの種類があります。しかし、どの種類の乾癬でも共通しているのは、皮膚の炎症と、皮膚の角質が異常に増える「過剰な角質化」がみられることです。乾癬は、適切な治療を行うことで症状を抑え、健康な状態を保つことができます。