
意外と大きい!空気の重さを感じよう
私達が普段呼吸している空気。目には見えませんが、実は重さがあります。目に見えないからといって、何もないわけではありません。空気は、私達の周りを包む無数の粒子の集まりです。そして、これらの粒子が地球の重力に引かれて、重さを持つのです。
私達が空気の重さを直接感じることはほとんどありません。それは、私達の体が空気の圧力に慣れているからです。しかし、空気の重さは、様々な現象を通じて感じ取ることができます。例えば、風船が空に浮かぶのは、空気より軽いからですし、ストローでジュースを飲むとき、ストローの中の空気を吸い込むことで、空気より重いジュースが上に持ち上げられます。
地球全体を覆っている空気の層は、想像以上に重いものです。この空気の重さが、私達を常に押し包み、地球上では1平方センチメートルあたり約1キログラムの圧力がかかっています。これは、約1キログラムの重さの物体が、常に私たちの体の上にのしかかっているのと同じくらいの圧力です。
このように、目に見えない空気にも重さがあり、私達の生活に様々な影響を与えています。空気の重さを意識することで、身の回りの現象をより深く理解することができます。