
骨の健康を知る:骨塩量測定のススメ
- 骨粗しょう症とは骨粗しょう症は、骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。
私たちの骨は、常に古い骨が壊される骨吸収と、新しい骨が作られる骨形成を繰り返すことで、一定の強さを保っています。通常、骨の形成と吸収のバランスはとれていますが、加齢などによりこのバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回るようになると、骨の量が減ってしまいます。
骨の量が減ると骨の中がスカスカの状態になり、骨が脆くなってしまいます。その結果、わずかな衝撃でも骨折しやすくなるのが骨粗しょう症です。
骨粗しょう症は、骨が脆くなるまで自覚症状がないことが多いため、知らないうちに進行しているケースが少なくありません。特に高齢者や閉経後の女性に多く見られますが、若い世代でも注意が必要です。
骨粗しょう症を予防するためには、バランスの取れた食事、適度な運動、日光浴など、日々の生活習慣を見直すことが大切です。