蛍光灯の黒い影、電気代のサイン?
よく見ると、長く使った蛍光灯の端っこの方は黒ずんで見えることがありますね。これは、蛍光灯の中で光を作り出すために必要なあるものが、少しずつ減ってしまうことが原因です。
蛍光灯の中には、目に見えない小さな粒がたくさん詰まっていて、電気を流すとこの粒が光を放つようになります。ところが、蛍光灯の寿命が近づいてくると、電気を流すための入り口にあたる部分から、少しずつ金属が蒸発してしまうのです。
蒸発した金属は、蛍光灯のガラスの内側に付着します。これが、蛍光灯の端が黒ずんで見える原因です。この黒い部分は、電気を流すための入り口付近から金属が蒸発し、それが蛍光灯のガラスに付着したためにできた影なのです。
蛍光灯の寿命が近づくと、このような変化が起こり、光が弱くなったり、点滅したりするようになります。このような症状が見られるようになったら、蛍光灯を交換する時期です。