電気設備

電気代を下げる

電気代節約:漏電チェックのススメ

私たちの生活に欠かせない電気。毎日使うものだからこそ、その料金が増加すると家計への負担は小さくありません。電気料金の請求書を見て、先月より高くなっていることに気が付く方もいるのではないでしょうか。 電気料金の増加には、さまざまな要因が考えられますが、その中でも見過ごされがちなのが「漏電」です。漏電とは、電気機器の老朽化や配線の損傷などが原因で、電気が本来流れるべき道筋から外れて漏れてしまう現象です。目に見えないところで電気が無駄に消費されてしまうため、知らないうちに電気料金が高くなってしまうのです。 さらに怖いのは、漏電を放置することによって、電気料金の増加だけでなく、火災などの重大な事故に繋がる可能性があるということです。漏電によって発生した熱が周囲の可燃物に引火し、火災を引き起こす危険性があります。 漏電は、電気設備の定期的な点検や、電気機器の適切な使用、古い配線の交換などによって予防することができます。日頃から電気設備の状態に気を配り、少しでも異常を感じたら、すぐに専門業者に相談することが大切です。
太陽光発電

太陽光発電における後付けのススメ

太陽光発電は、太陽から降り注ぐ光エネルギーを、太陽電池と呼ばれる装置を用いて、私たちが日々使っている電気エネルギーに変換する発電方法です。 太陽光発電は、発電時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスを全く排出しない、地球に優しいクリーンなエネルギー源として注目されています。地球温暖化対策としても非常に有効な手段として期待されており、世界中で積極的に導入が進められています。 特に、住宅の屋根などに設置する住宅用太陽光発電システムの導入は近年増加傾向にあります。これは、地球環境への意識の高まりに加え、太陽光発電システムの設置費用が低下してきたことや、余った電気を電力会社に売却できる制度ができたことなどが背景にあります。太陽光発電は、環境問題の解決に貢献できるだけでなく、私たちの生活にも経済的なメリットをもたらすことから、今後もその重要性はますます高まっていくと考えられます。
節電のアイデア

蛍光灯の黒い影、電気代のサイン?

よく見ると、長く使った蛍光灯の端っこの方は黒ずんで見えることがありますね。これは、蛍光灯の中で光を作り出すために必要なあるものが、少しずつ減ってしまうことが原因です。 蛍光灯の中には、目に見えない小さな粒がたくさん詰まっていて、電気を流すとこの粒が光を放つようになります。ところが、蛍光灯の寿命が近づいてくると、電気を流すための入り口にあたる部分から、少しずつ金属が蒸発してしまうのです。 蒸発した金属は、蛍光灯のガラスの内側に付着します。これが、蛍光灯の端が黒ずんで見える原因です。この黒い部分は、電気を流すための入り口付近から金属が蒸発し、それが蛍光灯のガラスに付着したためにできた影なのです。 蛍光灯の寿命が近づくと、このような変化が起こり、光が弱くなったり、点滅したりするようになります。このような症状が見られるようになったら、蛍光灯を交換する時期です。