
冷蔵庫の開閉頻度を抑えて賢く節電!
家庭における電力消費の大きな割合を占める家電製品の一つに冷蔵庫があります。冷蔵庫は食品を低温に保ち、鮮度を保つために欠かせないものですが、その一方で、扉の開閉によって庫内の冷気が逃げてしまうという側面も持ち合わせています。
冷蔵庫は、設定された温度を保つために常に稼働しており、庫内の温度が上昇すると、それを補うためにコンプレッサーが活発に動きます。扉を開けるたびに冷気が外に流れ出し、温かい外気が庫内に流れ込むため、冷蔵庫内部の温度は上昇してしまいます。この温度上昇を補正するために、冷蔵庫はより多くの電力を使って庫内を冷やす必要が生じるのです。
つまり、冷蔵庫の扉の開閉回数が多いほど、また開けている時間が長いほど、冷蔵庫は多くの電力を消費し、電気代がかかってしまうというわけです。日頃から冷蔵庫の扉の開閉を意識し、開ける時間を短くする、必要なものだけを取り出すなど工夫することで、無駄な電力消費を抑え、電気代の節約に繋げることができます。