放射線について 放射線をキャッチ!ガイガーカウンターの仕組み
- ガイガーカウンターとはガイガーカウンターは、私たち人間の目には見えない放射線を検出する装置です。1928年にハンス・ガイガーとヴァルター・ミュラーという二人の科学者によって開発されたことから、ガイガー・ミュラー計数管とも呼ばれ、現在では、より親しみやすい「ガイガーカウンター」という名前で広く知られています。では、ガイガーカウンターは一体どのようにして放射線を検出しているのでしょうか?それは、放射線が気体に電気を帯びさせる性質を利用しているのです。ガイガーカウンターの中心部には、薄い金属でできた筒が入っており、その中にはアルゴンなどの気体が封入されています。筒の中には電圧をかけられるようになっており、放射線が気体の中を通過すると、気体の原子が電離され、電流が流れます。この電流を検出することで、放射線が通過したことを確認できるのです。私たちの身の回りには、宇宙や大地など、自然から放射線が常に降り注いでいます。これは自然放射線と呼ばれ、通常は人体に影響を与えるレベルではありません。しかし、原子力発電所などの施設から漏れ出す人工的な放射線は、高いエネルギーを持つため人体に有害な影響を与える可能性があります。ガイガーカウンターは、このような放射線を検知し、目に見える形で教えてくれるため、放射線からの安全を守る上で重要な役割を担っているのです。
